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なぜ「建売住宅は欠陥住宅が多い」と言われるのか

2017年05月07日

皆さんこんにちは、橋本です♪

本日は雷雨がありました。夏が近づいてますね♪

今回はお客様より建売は欠陥住宅なのかとのご質問を受けたのでそれについてお話ししたいと思います。

 

 

ほぼ希望通りの間取りを自由に造れる注文住宅に対して、土地に最初から住宅が建てられた状態で販売されている、建売住宅。

同じ広さ、似たような間取りであれば、概して、建売住宅のほうが割安価格になっていることが多いものです。

これは、汎用性のある設計、つまり他の物件にも使い回しできる設計図を使って建て、複数件分の材料を一括して発注することでコストを下げているためです。

建売住宅の販売地に、同じような外観の家が並んでいることが多いのは、ひとつの場所で同じ間取り・材質の家を複数建てて売ることで、コストと価格を抑えているのです。

すでに造られた状態で販売しているので、内部がどのようにして造られていったか、建材にはどんなものをどんな状態で使用しているのか、購入するときには分かりません。

悪質な業者が手がけた場合、見えないところ、例えば、土台の部分で意図的に筋交いを減らしたり、安い建材を使ったりする場合があります。

土台は家の要ですから、ここを手抜きされると、後々に家が傾いたり、耐震性が弱まったりと、典型的な欠陥住宅になってしまいます。

しかし、平成12年に施行された「住宅品確法」により、すべての新築住宅には柱や屋根などの基本構造部分について10年間の瑕疵(かし) 担保責任が義務づけられているため、このように、基礎部分の異常が10年以内に起これば、意図的かそうでないかにかかわらず、ただちに修繕対応してもらえます。

この法律が施行される1980年代までは、見えないところで工事が完了する建売住宅は、欠陥が多いと言われていましたが、現在は工事技術の向上や法整備などにより、意図的な手抜きも行いにくい状況になっています。

「建売住宅は欠陥住宅が多い」とは、つまり、過去の「安かろう悪かろう」な建売住宅のイメージが、法改正された現在もそのまま残っているだけ、ということなのです。

建売住宅に住んでいる人の感想は…

法改正後の建売住宅は、注文住宅とほぼ遜色ない品質である、と言えるのですが、では、実際に建売住宅を購入して住んでいる人は、どのように感じているのでしょう?

一戸建ては、築20年を過ぎると、建物の評価がゼロになってしまうと言われます。

建設に関する情報を得られやすく、同じ建物に居住者がいて性能などをある程度推し量れるため、極端に評価が下がることは少ないマンションに比べて、客観的な基準が得にくく、性能などが見えにくい一戸建ては、購入後に何が起こるか分からないという不安が生じやすいため、購入が躊躇われてしまい、結果的に値段を下げざるを得ないことが多いのです。

これは、建設当時の流行などに合わせることの多い建売住宅で、より顕著に起こります。

数十年前の仕様のままで販売するので、デザインや間取りなどが現代では人気がない、ということが生じやすいのです。

これは注文住宅にも言えることですが、注文住宅は長く住むことを前提にして建てる人が多いため、売買されることがそもそも多くありません。

気に入った間取りの家に(引っ越すまで)住むという点では、建売住宅も注文住宅も、実際はほとんど変わらないのです。

建売住宅は安いけれど、欠陥が多いからちょっと……と思う人は、もしかしたら良物件を随分前の先入観で逃すことになっているのかもしれませんよ。

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