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豪邸だからといって油断禁物!中古戸建の現場レポート

2019年01月10日

さて、平成の初めの時期に建てられた、建築デザイナー自ら住むために設計した豪華な中古戸建を下見したときのレポートです。たいへん素晴らしい家なのですが、ここに今後暮らしていくときに注意してチェックしたいポイントをいくつかご紹介していきます。

 

★ 長すぎるときは気を付けて!路地状部分

戸建て住宅をお探しの方は、道路から細長い路地の先に建物があるような形状の敷地を見たことがあると思います。
このような土地を「旗竿地」や「敷地延長(略して、シキエン)」と、不動産業界では呼んでいます。

法律上、敷地は建築基準法上の道路に2m以上接していなければならないと定められています。もし、2mに満たない場合は、“再建築不可”となります。この物件は接している幅が約2.5mあり問題ありません。
さて、そこで注意しなければまらまいのは、自治体の条例により制限が加わっているケースです。たとえば東京都建築安全条例の対象地域では、路地状部分が20mを超えると、3m以上道路に接する必要があります。このような規制がない注意しましょう。

★ オーダーで造り付けの憧れキッチンも・・・
キッチンのデザインもインテリアに調和するよう、冷蔵庫が格納できる形に作り付けられていました。
素敵な内装も、冷蔵庫を交換する時、そのスペースに合う冷蔵庫を選ばねばなりません。もし市販のものがなければ、格納スペースごと解体するはめになります。ときに隣の流し部分も作り直し、最悪の場合キッチン全体をリフォームしなければいけないこともあるのです。

電化製品には形状の変化が著しいものがいくつかあります。
かつて奥行きのあるブラウン管だったテレビは、すっかり薄型に。洗濯機も横長の2層式?全自動?ドラム式と移っています。
造り付け部分にきれいに納まらず、贅沢なはずの空間が、いつの間に時代遅れの残念なスペースになることもあります。
これは家を設計、建築する際にも気を付けておきたいですね。

★壁がタイルのお風呂は、レトロ?
現在浴室はユニットバスが主流です。昔ながらのお風呂というと、タイル等で内壁を囲み、浴槽、風呂釜のあるお風呂です。これは、経年劣化でタイルの目地にひび割れが入り、土台(=木部)まで水が達して腐っていることが多いのです。それについては、お風呂のリフォームするときに土台ごと交換すればよく、心配する必要はありません。

とはいっても、“住み始めたら腐っていたとは!”ショックですよね。
「在来の浴室は腐っているのが普通」を前提として、インスペクション等で程度を把握しておく」
とすると不安がありません。

★ロフトは大きさだけでなく、壁にもご注目。
室内を広くするため、収納を減らす分ロフトのあるお住まいが増えてきています。大きいほどたくさんものが入れられますが、ここで壁に点検口があるかもしれませんので、忘れずに場所を確認しておきましょう。点検口を荷物でふさがないように荷物を配置しておかないと、いざというときに大変やっかいです。
ですからチェックは念入にするようにしましょう。

★眺めのよいバルコニーは、下への目線も大切です。
二階ではバルコニーも必ず見ることでしょう。室内の陽当りや眺望に関心がいってしまいますが、バルコニー部分の水はけや防水層の亀裂があるか、足元も必ず見てください。もしも見つかったら階下に戻り、天井や壁に雨漏れの跡がないか確認しておいてください。

★柵は劣化するものです。バルコニーのパッキンなど
バルコニーの金属部分にある継ぎ目は、外気にさらされ続けているため劣化が進む部分です。手すりの付け根などの部品が欠落したり、錆びて穴が開いていることもあります。

広さ、間取り、陽当りだけでなく、意外なチェックポイントがあります。
ちょっと細かすぎるかな、と思われても先に確認しておくことが
納得と安心の住まい探しには大切なことなのです。

 

 

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