私たちは、さいたま市南区・浦和区・緑区地域の住まいのプロフェッショナルです

住まいのコラム

0.5ミリ以上のクラック(ひび割れ)には要注意!住宅購入時の落とし穴?!

2017年01月12日

 

こんにちは、くさの工務店の金子です。

先日、東京都23区内の築37年の中古案件のインスペクションに立ち会ってきました。

室内は約1年前にリフォーム行ったばかりの物件でもありましたので、見た目で気になる箇所は無かったのですが、外壁の調査をしてみますと、かなり気になる箇所が出てきました。

それも0.5ミリ以上のクラック(ひび割れ)がかなりありました。

クラックを放置しますと、大気中の炭酸ガスや水の浸入により、コンクリートの中性化が始まり、耐久性の問題やトラブルが発生してきます。
ちなみにクラックの計測時に重要なポイントは①ひび割れの幅、②ひび割れの数・量、③ひび割れの入り方と言われます。

中古住宅購入時に室内側はしっかり確認される方は多いのですが、きちんと外壁面を確認される方は少ないように感じます。
そもそも外壁の資材の種類によって、劣化の仕方が違い、塗装で改善を図るケースが良くあります。今回はその塗装の時期の目安についてもまとめてみました。
勿論、0.5ミリ以上のクラック(ひび割れ)があった場合は、必ず補修を行い、塗装される事を強くオススメ致します。

〇金属サイディングボード(塗装の目安:10~15年):外壁面から赤サビが出てきたら要注意

窯業系サイディングボード(塗装の目安:7~8年):サイディングを繋ぐシール(コーキング剤)剥がれてきたら要注意

〇モルタル外壁(塗装の目安:10~15年):モルタルの剥離、カビ・コケの発生がある場合は要注意

〇ALCボード(塗装の目安:10~15年):チョーキング、紫外線による褪色が出てきたら要注意

〇コンクリート壁(塗装の目安:10~15年): クラック、鉄筋爆裂発生時には要注意

〇トタン張り(塗装の目安:7~8年):トタンの反り、白サビが発生してくると要注意

〇羽目板張り(塗装の目安:10~15年):変色、腐食時には要注意

いずれにせよ、目視でクラック(ひび割れ)があった場合には劣化の症状が出ていると判断し、早めに専門家に見てもらいましょう。

合わせて読みたいオススメの記事

不動産流通機構「レインズ」って何?消費者が知るべきポイントを徹底解説!

2023.06.15

不動産流通機構「レインズ」って何?消費者が知るべきポイントを徹底解説!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  こんにちは!不動産エージェントの中田です。今回は、不動産業界でよく耳にする「不動産…...

中古マンションの選択方法「狙い目」について

2023.06.14

中古マンションの選択方法「狙い目」について

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  マンション価格の上昇が続いています。新築が高騰する中、中古マンションを選択し、リノ…...

「相鉄・東急直通線」2023年3月開業 ますます人気の出るエリアも!

2023.06.13

「相鉄・東急直通線」2023年3月開業 ますます人気の出るエリアも!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  相鉄線と東急線が相互直通運転する「相鉄・東急直通線」が2023年3月18日に開業されました…...

2023年6月 フラット35金利のご案内

2023.06.12

2023年6月 フラット35金利のご案内

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  2023年6月のフラット35金利は、20年以下が1.13%、21年以上が1.56%と前月から0.07%引き下…...

持ち家vs賃貸は圧倒的に『持ち家』が得?!

2023.06.11

持ち家vs賃貸は圧倒的に『持ち家』が得?!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  『持ち家vs賃貸ではどちらが得?』という記事を良く目にします。住まいをめぐる永遠の課…...

アーカイブ


ページの先頭へ戻る