私たちは、さいたま市南区・浦和区・緑区地域の住まいのプロフェッショナルです

住まいのコラム

ハンコがない!?海外在住者の契約手続き

2017年03月08日

こんにちは、大内です。

今回のテーマは、

ハンコがない!?海外在住者の契約手続き

です。

日本では、契約書などの大切な書類には実印を押します。

実印は、各市区町村に印影が登録され、本人の意思確認をするうえで、重要な要素となっています。

仕事柄、お客様の実印、印鑑証明書を扱うことが多いのですが、結構な割合で、実は初めて使うというかたがいらっしゃいます。

ところが、海外に在住している日本人の場合、印鑑登録制度がありません。

そのため、「実印」という概念が成立しなくなってしまうのです。

それでは、不動産の契約等はどのようにするのでしょうか。

実印登録がない日本人の場合、諸外国の制度にならい「サイン(署名)」を用いることになります。

在外邦人の場合には、居住地の日本大使館にて「サイン証明書」を取得することで、印鑑証明書に代えることが可能です。

ところが、もう一つ、やっかいな問題があります。

それが「割印」又は「契印」です。

日本の場合、契約書が何葉にもわたる場合など、書類の綴目に「契印」を押します。

また、関係する2通の書類には「割印」をすることで、書類の一体性を確保します。

ところが、実印による押印をサインに代えた場合には、この「割印」や「契印」に代えて「割りサイン」をすることになります。

日本人の場合ですと、もともとサイン自体が不慣れな方も多いですが、それに加えて、用紙と用紙を重ねた段差のあるところにサインをしなければならないので、普段のサインとは似ていないサインになってしまうケースもあるようです。

この「割りサイン」がサイン証明書の表示と異なるといった理由で問題になったケースは聞いたことがありませんが、なかなかやっかいな問題ですね。

あえて「割りサイン」をしなくても、各ページすべてにサインをするという方法もありますが、不動産の契約書などはページ数が多くなってしまうので、悩ましいところです。

日本の「判子を押す」という文化が、意外に便利なものだと改めて感じることもあります。

普段あまり使う機会のない実印ですが、契約の際には日本の文化にも思いを馳せてみてはいかがでしょう。

ではまた♪

 

合わせて読みたいオススメの記事

<田舎暮らしを考えている方へ> 「水害避け集団移転」という記事から学ぶべきこと?!

2021.11.30

<田舎暮らしを考えている方へ> 「水害避け集団移転」という記事から学ぶべきこと?!

さいたま市南区、緑区、浦和区での土地探しから、居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。    ■国が本格的に水害被害の軽減に動き出す?! 大規模な水害に…...

登記を放置すべきでない理由(表示登記)

2021.11.29

登記を放置すべきでない理由(表示登記)

さいたま市南区、緑区、浦和区での土地探しから、居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。    最近、相続登記が義務化される話を頻繁に耳にしますが、一方で表…...

税務署からの「お尋ね」が来たら、どうすれば良いのか?2

2021.11.28

税務署からの「お尋ね」が来たら、どうすれば良いのか?2

さいたま市南区、緑区、浦和区での土地探しから、居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。    マイホームを購入や増改築した時にやってくる税務署からの「お尋…...

2022年火災保険料の改定と補償の見直し

2021.11.25

2022年火災保険料の改定と補償の見直し

さいたま市南区、緑区、浦和区での土地探しから、居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。   改定により2022年の火災保険料は10%程度の引き上げが見込まれる損害保…...

中古戸建てを購入する際には「境界標」の事前確認を忘れずに!

2021.11.23

中古戸建てを購入する際には「境界標」の事前確認を忘れずに!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。   コロナ禍で非接触や開放感を理由に戸建て住宅が人気のようです。併せて資産性も意…...

アーカイブ


ページの先頭へ戻る