私たちは、さいたま市南区・浦和区・緑区地域の住まいのプロフェッショナルです

住まいのコラム

海外の玄関ドアは内開き 日本はなぜ外開きなのか?

2018年07月22日

こんにちは、くさの工務店の橋本です。

今日は玄関扉について。

家屋の玄関扉一つをとっても国によって文化的な違いがでます。
今では日本でも引き戸よりドアが一般的ですが、元来ドアを使ってきた欧米が内開きなのに対して日本は外開き。なぜなんでしょうか?

まず、海外(特に欧米)のドアが内開きである理由ですが、これは防犯上の理由からだといわれています。


不審者が無理やり中に入ってこようとしたとき、内開きのドアなら全体重をかけてドアを押して閉め、さらに家具を立て掛けるなどすれば、侵入を防ぐことができるからです。

では日本ではなぜ外開きなのでしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが、もっとも大きな理由は、日本では玄関で靴を脱ぐ習慣があるからです。

もし内側にドアが開いてしまうと、脱いだ靴などが邪魔をして開閉がとても不便です。お気に入りの靴が潰されてしまうこともあるでしょう。たたき(履物を脱ぐ場所)が狭くなり、靴を脱ぐことも難しくなりますね。そこで、限られた玄関のスペースを最大限に利用する考えから外開きのドアになったといわれています。

また一方で、ドアに付着した雨やホコリなどのゴミも、外開きにすることで室内への侵入を防ぐことができます。雨が続いたり台風がやってくる日本の気候からも理に適っているといえます。

欧米で防犯が理由とされたのに、それが日本ではあまり大きな理由とならなかったのは、ドアが普及した頃の日本の文化が関係しているのかもしれません。かつては玄関に鍵をかけることなく出かけ、また近所の誰もが気軽にお邪魔するのが当たり前でした。そうした「安全」が前提のころには、防犯よりも靴を脱いで家に上がる習慣の方が重要だった、ということかもしれません。

ちなみに日本でも違う理由で古くから内開きのドアを採用している例があるのをご存知でしょうか? それは公共のホテルやオフィスビルなどです。これは防災時に避難経路の妨げにならないよう通路側にはドアが開かないようにしているそうです。ドアの開き方ひとつにも、それぞれ深い理由があるようです。

合わせて読みたいオススメの記事

誰だって間違える

2022.08.06

誰だって間違える

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。不動産登記簿を見ていると、たまに「更正」という文字が記載されていることがあります。一方で「職権…...

大雨の時期だからこそ見直したい 住宅購入検討時のハザードマップの重要性

2022.08.05

大雨の時期だからこそ見直したい 住宅購入検討時のハザードマップの重要性

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。梅雨らしい天候がないまま梅雨明けした途端に日本全国で大雨被害が警戒される嫌な天気が続きました。…...

災害に備えた家づくり

2022.08.03

災害に備えた家づくり

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。昨今の豪雨による洪水や地震、竜巻などの自然災害が起きていることを考えれると今住んでいる場所にも…...

米国のShelter in placeを取り入れた新しい避難枠組み「避難所2.0」へのアプローチ

2022.08.01

米国のShelter in placeを取り入れた新しい避難枠組み「避難所2.0」へのアプローチ

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。災害発生時に避難所に避難する、という従来型の避難戦略は、避難所設置余地の少ない都市部への人口集…...

住宅ローンの金利上昇の兆しあり!注意すべきポイント?!

2022.07.30

住宅ローンの金利上昇の兆しあり!注意すべきポイント?!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。歴史的な低水準が続いてきた住宅ローン金利に変化の兆しが見え始めております。長期金利の上昇を受け…...

アーカイブ


ページの先頭へ戻る