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スタッフブログ:月別: 2023年1月

高気密・高断熱の注意点

2023年01月08日

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。

マイホームを購入する際どんな間取りにしようかと悩んだりしますができれば冬は暖かく、夏は涼しい家を私は考えてます。
どのような家が良いのか調べてみました。
私のは現在の家は古民家で断熱材を使用していないのと部屋数の問題から、冬はストーブをフル回転させてどうにか部屋が温まりますが、暖房の効いている部屋とそうではない部屋の温度差がありすぎて家全体を温めることが難しいです。
そのため家に求める一番の要望は家全体が快適な温度で過ごせることです。

そのため高密度・高断熱の家を調べてみました。

高気密とは、外部と家のすき間が少なく、気密性が高いこと。
高断熱とは、家の壁に外気からの影響を受けにくい建材などを入れて、家の中の温度が外気に左右されないようにすることで熱が逃げるのを遅くします。

高気密高断熱の住宅にするメリット

健康的な生活

家全体が暖かい状態に保たれることで、ヒートショックのリスク軽減に繋がると考えられます。
また、夏の熱気や冬の冷気を遮断できるので、冷暖房の節約になります。

ヒートショックとは、急激な温度の変化がもたらす体へのダメージのことです。
人間は気温差が激しい場所を行き来すると血圧が急激に変動し、血圧の急激な変動は心臓に負担をかけるため、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすと考えられています。

光熱費が抑えられて環境に優しい

室内の温度変化が少ないので冷暖房の効きがよく、光熱費が抑えられます。

遮音性が高い

高気密住宅はすき間が少ないので音漏れがしにくく、外から入ってくる音も減少します。
お子さんの声が気になるというご家庭だけでなく、車の往来が激しい道路に面しているような家でも、快適に過ごせると思います。

住宅が長持ちしやすい

高気密高断熱住宅では、その気密性・断熱性から、建物の内部の結露を防ぎます。

高気密高断熱の住宅にするデメリット

初期の建築費用が通常よりも多くかかる

高気密高断熱の住宅は、適切な断熱材の使用や設計、あるいは工事工程が通常に比べて多く必要になるため、やや割高になるケースがあるようです。
ただし、建築後の光熱費やメンテナンスのコストが抑えられるので、長い目で見れば高気密高断熱が必ずしも高いとは言えないのではないでしょうか。

壁や床、天井の断熱材だけでなく家全体で考える

高気密高断熱住宅は、断熱性能や換気性能などを家全体で考えて設計しないと窓や玄関といった開口部から多くの熱が放出されてしまうおそれがありますので家全体の設計が必要です。

石油暖房機が使えない場合もある

一酸化炭素中毒を引き起こすおそれのある石油暖房機は、高気密高断熱住宅ではより注意して換気しながら使用する必要があります。
十分な換気をしようとすると、高気密高断熱であるメリットも得られません。
ただし、高気密高断熱住宅はエアコンだけで十分暖かくなるため、石油暖房機を使わなくても大丈夫なことがほとんどだと思います。

家を建てる際は高気密・高断熱・計画換気システムを取り入れると冬は暖かく、夏は涼しい家が実現するそうです。
目に見えませんが住んでみると違いがわかる性能です。

いろいろ調べた結果、高気密高断熱住宅を建てるときはメリット・デメリットをよく理解し効率よく機能させるにはためには断熱、気密と共に二十四時間換気をセットで行なうことが大切のようです。
我が家でもぜひ取り入れたいと思っています。

 

~人生に愛すべき住まいを~

さいたま市の不動産の売却・購入は、くさの工務店にご相談ください。

 

 

日銀の金利引き上げで、住宅ローンの金利はどうなっていく?

2023年01月07日

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。

日銀は2022年12月20日の金融政策決定会合で金融政策を一部修正し、従来の長期金利の上限を「0.25%程度」から「0.5%程度」に引き上げました。
今まで黒田日銀総裁は「政策変更はない」としてきましたが、金利上昇に向けて政策変更を行い、事実上の利上げと言われています。

今回の事実上の利上げ発表により、長期金利(10年国債金利)は20日、急激に上昇し、おおよそ0.2%以上の金利上昇となりました。
これに住宅ローン金利にどう影響するのでしょうか。来月の住宅ローン全期間固定金利や10年固定金利など、0.2~0.25%上昇する可能性があると言われています。

上記のように、今年に入って全期間固定金利が徐々に上がってきていましたが、今回の日銀の発表により2023年1月の全期間固定金利は大方上がる見込みです。
それに対して、変動金利はおそらく据え置きになると思われます。
月々の支払いシミュレーションをすると、変動金利で借りた方が月々の支払いが安く、より魅力的に見えることでしょう。

不動産を販売している会社の営業マンは、物件を購入して頂くために月々の支払いが安くなる「変動金利」で進めてくるケースが多いです。
しかし、そもそも変動金利は「将来金利が上昇する可能性を想定して利用する」ものであり、決して「将来金利が上昇しないと信じて利用する」ものではないので、その点注意しておきましょう。

来年4月に日銀の黒田総裁が任期満了を迎えることもあり、長らく続いた低金利政策の終了の可能性があります。
今後日銀が利上げしていく経済環境になれば、固定金利はより大幅な上昇の可能性も見込まれますので、最長35年間の長期ローンとなる住宅ローンの上昇リスクを避けたい方にとっては、今のまだ低金利のうちに全期間固定金利で借りるべきタイミングといえます。

たった15年前の2007~2008年の時の全期間固定金利は、2.8~3.0%前後です。その時の金利から見れば、まだまだ低金利と言える水準です。
借入時の金利が低い時は将来の金利上昇リスクに備えて固定金利を選択するのがセオリーといわれます。

住宅ローンの返済は、家計にも締める割合が大きな支出となりますので、この年末年始のタイミングで金利上昇に耐えうる資金計画を立て、2023年住宅購入に向けて備えておきましょう。

ただし、住宅ローンを含めた資金計画は、中々自分でやるのも難しいので、できれば専門家の不動産エージェントに相談の上、資金計画・購入計画をされることをお勧めいたします。

 

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不動産購入後の「カーテン」の選び方!「視覚効果」を活用する!

2023年01月06日

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。

不動産購入後に必ずといって悩む事として、「カーテン」が挙げられます。
カーテンを選ぶ際には、遮光性や洗濯可能かどうかといった機能性を確認することも大切ですが、お部屋の雰囲気を決める『色』の選択もとても重要です。値段も安いものから高いもの、既製品や注文しなければいけないものまで多くございます。
カーテンの色の種類は豊富なので、どの色にするか悩んでしまうこともあるかと思います。
そこで、カーテンの色の効果やお部屋に合わせた色の選び方や、おすすめの色についてご紹介します。不動産購入後の「カーテン」選びの参考にしていただければ幸いです。

■不動産購入後の部屋の雰囲気を変える要素!

お部屋を構成する色は大きく分けて「3つの色」が基本となります。ベースカラーが70%を占め、部屋の基本となる色で床や壁紙、天井などの色が挙げられます。続いて、メインカラーが25%を占めます。部屋の中に設置するソファ、家具、カーテンの色となります。その次にアクセントカラーが5%を占めます。自分の趣味趣向が反映されるクッション、照明、小物雑貨などの色となります。

ベースカラーの変更は家具等を設置してからは大変です。その為、不動産購入後にリフォームを行えれば、部屋の大部分を占めるベースカラーの変更も可能です。それと比較してメインカラーやアクセントカラーは好みや季節、気分でいろんな色にアレンジすることが可能な部分となります。今回の「カーテン」もメインカラーを変える事に該当する為、季節ごとに行う事で自宅空間をより楽しい雰囲気に変えていただけます。

■不動産購入後の部屋の「色」は視覚効果を参考にしましょう!

不動産購入後には部屋の雰囲気を自分好みの色に統一される方も多いかと思います。その際に、色の構成に加えて「3色のバランス」を意識されると良いようです。

(1)同色系でまとめてみる
(2)色のトーンを揃えてみる(似たような色の集まり)
(3)反対色を使う

この3パターンのどれかを意識して色選びをすると、お洒落にまとめることができるようです。私の自宅はカミさん任せにしましたら、ブラウン系にまとめられてしまいました(余談)。

一番取り入れやすいのは似た色を合わせる方法です。カーテンは視覚的に面積が広いので周囲と似た色味で合わせると落ち着いた雰囲気になります。また、一般的に白やオフホワイトの明るい壁が多いので、壁の色に近い同系色・類似色のカーテンを選ぶと空間が繋がりお部屋を広く見せることができます。色味が違ってもトーンが同じだとまとまりやすくなり、カラフルな色を使ってもトーンが似ているとまとまりが出るようです。

カーテンを目立たせたいときにおススメなのが反対色を使う事です。洋服もそうですが、反対色を使う事で、周囲の人よりも目立って見えます。オシャレな柄や高級感のあるデザイン、雰囲気のある素材感のカーテンを選んだ時は、あえて反対色にすることで引き締まった印象の部屋にすることができます。

■不動産購入後は部屋の雰囲気をあえて変えてみる?!

カーテンは部屋の中で大きな面積を占めるインテリアです。そのため、部屋の使い方に応じた色味のカーテンを選ぶ必要があります。ここでは、部屋ごとのカーテンの色の選び方を解説しますので、今後の参考にお役立て下さい。

(1)リビング
原色はなるべく避け、家族や来客のお客様が落ち着ける色が向いています。壁や床の色、部屋の雰囲気に合った色がオススメです。

(2)書斎(テレワークスペース)
ブルーやグリーンなど、集中できて落ち着ける色が向いています。照明器具なども工夫するとより効果的です。

(3)寝室
寒色やアースカラーと呼ばれるベージュ・ブラウン系の色を選ぶと気分が落ち着き、ぐっすり眠ることができます。他の部屋より、少しトーンを落とした色味を選択すると良いようです。

(4)子ども部屋
子供が小さい時にはにぎやかで楽しい、明るいイメージの色が向いています。年齢が上がった時には落ち着いた色に変更するなど、成長に応じてカーテンの色を変えることをオススメします。

■不動産購入後にカーテンの色の特色を取り入れてみる!

部屋の用途に合わせてカーテンの色を決めるのもよいですが、色の持つ心理的効果を考慮してカーテンを選ぶこともオススメです。カーテンに使われる代表的な色の効果について解説させていただきますので、今後の参考にお役立て下さい。

(1)ブラウン系カーテン
ベージュと同じように安心感やリラックス効果があり、堅実さなどをイメージさせる色です。他の色とも合わせやすく、どんな部屋にもマッチしますが、特に寝室などのリラックスしたい空間に使うと効果的です。

(2)グレー系カーテン
上品でおしゃれな印象を与える色です。落ち着きがあり、人を刺激しない色なので、お部屋でゆっくりしたい人はオススメ。部屋全体がグレーになると人工的な印象になるので、グレーのカーテンを選んだ場合は明るい家具を置くとバランスが取れます。

(3)ホワイト系カーテン
清潔で明るい印象を与えます。まっさらな状態を連想させるので、何か新しいことを始める人や、狭い部屋に使うと空間を広く感じることができます。ただし、冷たい印象を与えたり、人を緊張させたりすることもあるのでリラックスしたい寝室などに使用するのは避けたほうがようです。

(4)ブラック系カーテン
高級感のある色です。仕事や趣味に集中したい場所などにオススメです。しかし、部屋全体が閉鎖的な雰囲気になり気分がふさいだり、疲れやすくなったりすることもあるので、その場合は使用する面積を抑えるとよいでしょう。

(5)ベージュ系カーテン
他のインテリアとも合わせやすく、土や木目を連想させるため落ち着いた印象を与える色です。万人受けし、飽きにくい色でもあります。

(6)グリーン系カーテン
グリーン系は部屋の壁紙の1面だけに使われる事もあり、安心感や安定感といった印象を与え、森や木などの自然を連窓させる色でもあります。リラックス効果の高い色なので、リビング、書斎、寝室といった身体を休めたり、落ち着いたりしたい場所にオススメです。

(7)パープル系カーテン
昔から高貴な色とされ、パープルは癒しの色ともされています。女性的な印象と知的な印象を併せ持っており、寝室などで使うと紫の持つ効果が十分に発揮されます。

(8)ブルー系カーテン
集中力を高める効果があります。勉強部屋や書斎といった、知的な活動を行う場所に効果的です。また、青色には鎮静作用もあるので寝室にもオススメです。

(9)レッド系カーテン
エネルギーを感じさせ、興奮させる効果があります。赤をカーテンとして使う場合、寝室などリラックスを求める空間でメインの色として使うと落ち着かなくなるので、取り入れる際は、柄の色として使い面積を抑えることをオススメします。

(10)オレンジ系カーテン
喜びや幸福感、といったポジティブな印象を与えてくれる色です。ホワイトやブラウンと相性が良く、料理を美味しそうに見せ、食欲を増進させる効果もあるのでリビングやキッチンなどにオススメです。

(11)イエロー系カーテン
若さ、元気さなどといった印象を与えてくれる色です。明るく、にぎやかに過ごしたいお部屋にオススメです。黄色には興奮作用もあるのでメインの色として使うのではなく、柄などのアクセントにしたり、落ち着いたトーンのものを使うのがオススメです。

(12)ピンク系カーテン
やわらかく、優しい印象を与える色で、特に女性に対しては血行をよくしたり、肌のうるおいを向上させたりと心身によい影響を与える色です。小さな女の子の子供部屋に使われる事が多いと思います。他の色とも合わせやすく、また心身を落ち着ける効果もあるので、寝室などリラックスした空間には淡いピンクがオススメです。

いずれにせよ、自分独自の部屋作りには「カーテン」選びも重要です。不動産購入後の参考にお役立ていただければ幸いです。

 

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契約時に払う『手付金』とは何か? 何に注意をすればよいか?

2023年01月05日

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。

不動産購入の売買契約を結ぶ際に、買主は売主に対して「手付金」というものを支払います。手付金の支払いは、契約締結時にお支払いし、手付金は購入代金の一部に充当されます。今回は手付金の性質と不動産売買契約との関係、適正な手付金の金額などについてご説明いたします。

手付金には3種類の性質があります

手付には3種類の性質があると言われています。
1「証約手付」
2「解約手付」
3「違約手付」
の3つです。

それぞれ簡単に解説します。
1.「証約手付」とは、契約成立の証拠として受け渡しされる手付です。

2.「解約手付」とは、売主は受け取った手付金の2倍を買主に支払うことで契約を解除でき、買主は支払った手付を放棄する(返還を求めない)ことで契約が解除できるようになる、というものです。

3.「違約手付」とは、主に買主に契約違反があった場合に、ペナルティとして没収される、という手付金です。

どれも、確実に契約が実行されるための保証のような意味合いを持っています。
不動産の取引は取り扱う金額も大きいため、簡単に契約を解除されてしまうと発生する損害や手間も大きくなってしまうためです。

不動産売買では一般的に「解約手付」として扱われます
通常の不動産売買契約では、手付金は2つ目の「解約手付」として扱われることが多いようです。裁判所の判例でも、3つの性質のうち、どの手付か明確な定めがない場合には、「解約手付」として扱うとされています。解約するためには、売主は手付金を倍にして返す必要がありますし、買主も手付金を放棄することになります。よほど理由がない限り、解約しようとは思いませんね。

ただ、この手付の解除についても行使期限が定められています。相手方が履行の着手をしたあとは解除ができなくなります。もう引渡しの準備もできて、支払を待つばかりといった状況では、いくら倍返しや手付の放棄があっても解除できなくなる点には注意が必要です。
契約時には、手付解除の期限を確認しておきましょう。

■支払う『手付金の額』はいくらが適正でしょうか?

契約時に支払った手付金は、最後のお引渡の際に売買代金の一部に充当する、という契約になっていることがほとんどです。一般的には売買代金の5~10%程度の金額で設定されることが多いようです。(取引上で一番多いのは5%前後の契約が多いです。)

手付金の金額が例えば30万円など安すぎると、簡単に手付の倍返しで売主から解約ができてしまいます。逆に手付金が高すぎると、購入を断念しなければならない場合に、放棄する金額が高くなってしまいます。どちらの場合にも買主としては安心できません。

手持ちの資金計画も大事ではありますが、取引の全体を考えながら、適正な手付金の額を決めることが重要です。5%の手付金を積んで売主様より断られるケースは少ないです。ただし、5%手持ち資金を今出すのが難しい場合は、担当の不動産エージェントに相談しながら取引を進めることをお勧めいたします。
買主に寄り添った不動産購入のお手伝いをさせていただいております!お気軽にご相談ください。

 

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